小麦の収穫が終ったのでうどん粉について

うどん粉雑学

そんな訳で、うどんにしなければいけない日本の
うどん粉ですが(雑学1を参照)あなどれません。

うどんに用いるうどん粉は「中力粉」と呼ばれていますが
強力粉と薄力粉との中間ということだそうです。
これは、小麦粉に含まれるグルテンの量によって分けられます。

ですから、料理の手引きなどによく「うどんには
強力粉と薄力粉を半々に混ぜてください。」と堂々と
書いてありますね。私もそれで正解かと思ってました。

しかしながら、これは算数的には合っていても
うどん粉的には間違ってるらしいのです。(ガーン)
つまり、強力粉と薄力粉を半々に混ぜとうどん粉(中力粉)のグルテンの割合は
同じだけど、最高値粘度(粘り気 B.Uという単位で表わす)が違うのです!

実際の粘度(粘り気 B.Uという単位で表わす)を、強力粉、薄力粉
両者を同量混ぜたもの、そして「うどん粉単独」と4種類の条件で調べると

強力粉420B.U
薄力粉380B.U
強力粉、薄力粉を同量まぜたものの粘度は400B.U

となり算数的には合った答えになります。(まあ当然ですが)

ところが「うどん粉単体」の場合、この数値がなんと750B.Uもあるのです。

これはどういうことか?というと、強力粉と薄力粉を混ぜたものでは、
うどんらしい歯ごたえや腰が得られない
「うどんらしいうどん」を食べたいと思ったら、国内産のうどん粉しかない!
もう泣いても笑っても!絶対!うどんにはうどん粉!なのです。

そいったわけで、
純和風(笑)「多摩農園 村うどん あきる野三里」発売!