小麦の収穫が終ったのでうどん粉について

うどん雑学

うどんって何?
うどんって何だろう?って考えたら歴史に走ってしまう人、
成分に走ってしまう人、あるいは手打ちうどんを修得するって人いますよね。

いろいろある中で、必ず論議されるのがグルテン(麩)といったもので、
一番嫌いなのにむずかしい話になっちゃうんですよね。(笑)

では実際に分かりやすい表現はないの?と文献をあさっておりましたら

北米カナダなどのうどん粉は結晶が大きくグルテンが強いので
トーストパンに向く。
ヨーロッパ大陸のうどん粉は結晶が小さくグルテンが少ないので
フランスパンに向く。
中国のうどん粉は日本のうどん粉とアメリカのと中間なので
饅頭(マントウ)やシュウマイに向く。
日本のうどん粉がうどんに向くのはそうした食べ方が一番美味しいからで
饅頭にするために中国は小麦を植えたわけではなく、初めからカリッとした
焼き方のパンが食べたくてそれに適する小麦を北米につくった訳では
ないそうだ。

というようなことが「全国麺業新聞」昭和50年2月15日号に載ってる
ということを発見しました。

つまり、各地域の小麦をいかに美味しく食べられるかを考えたら、
トーストパンになり饅頭になりうどんになったというわけです。

そうなると、多摩農園のうどん粉は「うどん」になるように食べるのが
一番美味しいと..。国レベル(笑)でキマリ!ってことですね。

そんなふうにして(つまりパンにするより1度うどんにしろと..)
とりあえず当園の「村うどん あきる野三里」を宜しくお願いします。